日中短期入所とは?|障がい総合支援ひかりの取り組み

日中短期入所、ご存じですか?
― 障がい総合支援ひかりが取り組む「日中短期入所」について ―
おはようございます。
障がい総合支援ひかり代表の棚橋です。
今回は、私たちの事業所で取り組んでいる
「日中短期入所(日中一時支援)」についてご紹介します。
最近では、利用者さんやご家族への説明だけでなく、
同業者の方からのご質問や、市外からのお問い合わせをいただくことも増えてきました。
相模原市ではまだあまり知られていない制度だからこそ、
あらためて整理してお伝えできればと思います。
日中短期入所とは?
日中短期入所は、相模原市が実施している
地域生活支援事業の一つである「日中一時支援」です。
全国的には
「移動支援(ガイドヘルパー)」
が地域生活支援事業として広く知られていますが、
日中短期入所を実施している自治体は決して多くありません。
相模原市では、もともと
短期入所(ショートステイ)の日中預かりを補完する仕組みとして
制度が整理されてきた経緯があります。
障がい総合支援ひかりでの活用方法
障がい総合支援ひかりでは、
相模原市の日中短期入所事業の指定を受け、
既存の通所サービスと組み合わせた形で活用しています。
主に以下の2つの形です。
- 放課後等デイサービス × 日中短期入所
- 生活介護 × 日中短期入所
単独で使う制度ではなく、
「生活の流れを支えるための補完的な支援」
として位置づけています。
放課後等デイサービス × 日中短期入所
放課後等デイサービスひかりのにわでは、
長期休暇中も、学校がある日と同じような生活リズムを保つこと
を大きな目的としています。
そのため、日中短期入所を組み合わせることで、
最長 8:30〜17:00(相模原市内最長/独自調べ) の預かりが可能です。
ただし、
「長く預かること」を前提にはしていません。
- 8:30〜17:00
(日中短期 × 延長支援 × 放課後等デイサービス基本時間) - 10:00〜17:00
(延長支援 × 放課後等デイサービス基本時間) - 13:00〜17:00
(放課後等デイサービス基本時間)
といったように、
子ども本人やご家庭の状況に合わせて時間を選べる仕組み
を整えています。
大切にしているのは、
預かり時間の長さではなく、
本人の負担や生活全体のバランスです。
生活介護 × 日中短期入所
生活介護ひかりでも、日中短期入所を組み合わせることで
8:30〜17:00の通所時間の確保が可能です。
独自調べではありますが、
相模原市内でも屈指の通所時間を確保しています。
日中の過ごし方は、以下のように分けています。
- 9:30〜15:30:お仕事を中心とした活動
- 15:30〜17:00:それぞれのペースで過ごす余暇時間
「働く時間」と「くつろぐ時間」を分けることで、
一日の中にメリハリのある生活をつくることを意識しています。
なお、
生活介護の時間のみの利用も可能で、
日によって日中短期を使わない選択もできます。
生活リズムが変わる不安への対応
生活介護への移行を検討されるご家庭からは、
- 通い始めると帰宅時間が早くなり、仕事を変えなければならない
- 生活スタイルが大きく変わってしまうのではないか
- 帰宅後の時間を持て余し、過食やゲームに没頭してしまう
といった声をよくお聞きします。
そうした不安にも向き合いながら、
利用者さん一人ひとりの生活に合わせた利用プラン
を一緒に設計しています。
日中短期入所の注意点(デメリット)
日中短期入所には、いくつかの制度上の制約もあります。
- 別途費用が発生
(4時間あたり1割負担206円/還付制度あり) - 療育手帳等がない場合、支給決定を受けづらいケースがある
- 相模原市外の方は利用不可
使いやすい制度である一方、
誰でも・どこでも使える制度ではない
という点はご理解が必要です。
さいごに
私たちは、
相模原市に根差した事業所として、
制度を最大限活かしながら、変わらない支援体制を続けること
を大切にしています。
制度は時代とともに変わりますが、
「その人の生活をどう支えるか」
という軸は、これからも変えません。
日中短期入所について、
「自分の場合は使える?」
「もう少し詳しく知りたい」
といった疑問があれば、いつでもご相談ください。
利用者さん・ご家族はもちろん、
同業者の方からのご相談も歓迎しています。
